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インソースマーケティングデザイン

2012.09.05 コーディング

ライセンスって何?

WEBサイトを制作していると、スクリプトやプラグインなどを利用をすることが多々あると思う。
「無料だからこれ使っちゃおう」ってな具合で安易に利用できるが、
実はほとんど全て、何かしらのライセンス(使用許諾条件)に添っている。

最近、色々なjqueryやら、プラグインやら、なんやら、かんやら・・・を調査していて、
何がなんだかわからなくなったため、
ちょっとまとめてみた。

●そもそもライセンスとは?
ソフトウェアのソースを含めた複製権、翻案権、公衆送信権など、著作権者に認められる権利(すなわち著作権の一部権利)を第三者に許諾すること。(Wikipedia参照
・・・・・・・・・よくわからん。
つまりは、「使う人は作った人の決めた権利に添って利用しましょう」ってことのようだ。

確実に忘れるため、有名なライセンスを以下にメモ書き。

GPL(GNU General Public License)
世界で最も広く使われているであろうオープンソース・フリーソフトウェア用のライセンス。
スクリプトやプラグインに著作権が表示された部分はそのままにし、使用した結果いかなる問題・損害が発生しても、責任は自分で負わなくてはいけない
また、GPLのオープンソース・フリーソフトウェアは、誰でも自由に複製・改変・頒布することが許可されているため、入手したGPLのオープンソース・フリーソフトウェアを改修して、配布・販売できる。
しかし、GPLのオープンソース・フリーソフトウェアを改修したものもGPLとして配布・販売しなくてはいけない。
つまりは、自分がコツコツ作ったものを販売していても、ソースの中に1行でもGPLのコードが書いてあったら、買った人が無料で配りまくっても文句は言えないというもの。
なんせ、「誰でも自由に複製・改変・頒布することが許可されている」から。
まぁ、自分の作ったものがどこかで勝手に独占使用されたり、横取りされてしまったりを防ぐことができる。
利点ととるか欠点ととるかは利用者次第かと思う。

BSD(Berkeley Software Distribution License)
GPLに比べて比較的緩めのライセンス。
GPLと同様にスクリプトやプラグインに著作権が表示された部分はそのままにし、使用した結果いかなる問題・損害が発生しても、責任は自分で負わなくてはいけない
・・・だけ。
なので、BSDライセンスのソフトウェアを改良して独占販売も可能。
ただ、ややこしいのは「初期BSDライセンス」と「修正BSDライセンス」がある。
初期BSDライセンスは「初期開発者を表示する」という制限があった。
現在の修正BSDライセンスではこの制限は削除されている。
どっちのBSDライセンスかは利用する際に確認する必要あり。

MIT(X11 License、X License)
BSDの修正BSDライセンスと同様のライセンス。
スクリプトやプラグインに著作権が表示された部分はそのままにし、使用した結果いかなる問題・損害が発生しても、責任は自分で負わなくてはいけない
数あるライセンスの中でも非常に緩めのライセンス。

上記に書いたライセンスはほんの一握りに過ぎず、まだまだ色々なライセンスが存在する。
正直、自分でもよくわからないことも多く、上記が確実に正しいかも・・・。
間違っていたら、教えてください。
暇になったらまた調べてみよう。

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