インソースマーケティングデザイン
2012.12.05 システム
ソーシャルメディアマーケティングにて気になるキーワード
スマートフォンやタブレットPCの普及が進んでる中、ソーシャルメディアマーケティングが注目されています。
しかし、とりあえずFacebookをはじめてみた、twitterをやってみようではもちろん勝ち抜いていけません。
そもそもなぜWebサイトが重要なのか、ソーシャルメディアを利用する有効性は?というのがわかっていないと有効な運用も検討がつかないでしょう。
そこで、今回はソーシャルメディアマーケティングにて気になるキーワードをいくつか紹介したいと思います。
・ソーシャルCRM
ソーシャルCRMとは、TwitterやFacebook、ブログなどのソーシャルメディアを活用したCRM=”Customer Relationship Management(顧客管理)”のことです。
以前まではメールマガジンや電話対応、DMなどを利用し顧客を獲得、リピーターの確保などを行っていたと思います。
しかし、スマートフォンが普及した昨今、ユーザは日常的にWebに接続しているといっても過言ではありません。
また、各種SNSが数年前よりも格段に広がり、自分の考えや思った事などをいろんな人に共有したいという意識が強まっています。
これを見逃す手はありません、Twitter、Facebook、mixiなど様々なソーシャルメディアを利用し企業が直接お客様の生の声を取り入れていくべきです。
・ゲーミフィケーション
「ゲームの力学やメカニズムをゲームではない分野に応用する」ということです。
例えば、RPGでモンスターを倒すと経験値がもらえるという方式がありますが、世の中にある買い物するとポイントカードにポイントがたまるという手法と酷似します。
さらに、スコアに応じて報酬がもらえる、競争相手とスコアを競う、ミニゲームを行うことで報酬が得られるなどの理論を取り入れることがゲーミフィケーションと言えます。
つまり、内容はさておき「思わずそのサービスを利用したくなる仕組み」で「繰り返し訪れたくなる仕組み」を盛りこめば必然と顧客獲得になるということです。
・OSO(Online to Offline)
オンラインとオフラインの融合、オンラインでの活動が実店舗での購買に影響したり連携することです。
とあるECサイトで提案したことがありますが、ECサイトで利用するポイントを実店舗での利用できたり、ECサイトで予約したものが実店舗で購入できたりすることで、
オンラインからオフラインの実店舗への顧客流入の窓口を獲得できるというものです。
こちらは実際に導入されているサービスですが、オンラインのキャンペーンに参加すると実店舗で利用できるクーポンがもらえるというサービスがとある企業で実施されました。
結果として42万枚のクーポンが利用され、大きな結果を残すことができたそうです。
ネットワークが格段に普及している現在、ソーシャルメディアをいかに利用して顧客を獲得するかが今後のIT産業の鍵になるのではないかと思います。