インソースマーケティングデザイン
2013.09.06 セールス
その申請、本当に「友達」ですか?
9月に入り、だんだんと秋の気配が近づいて参りました。
夏も終わりだというのに、マリンロードのある栃木県はあいかわらず夕立があったりする今日この頃。
私の住む町では、竜巻注意報が出ると町内放送がけたたましく鳴ります。
みなさま、突然の雨や雷、突風には十分ご注意ください!
さて、本日はここ最近被害が拡大している、Facebookのなりすましについてです。
なぜこんなテーマにしたかと言いますと・・・
先日私のなりすましが現れ、私の友人に偽の申請を送られまくったからですヾ(`ω´*)ノ”ケシカラン
悲しいことですが、Facebookが普及すればするほど、それを悪用しようとする人も増えているようです。
ななりすまし攻撃のパターンで有名なものを3つほどご紹介します。
(1)写真なし、メッセージなしの知らない人からの友達リクエスト
⇒知らない人でも承認する人がいるのでしょうか?
(2)若い美人の写真あり、メッセージあり、タイムラインの記載も少々という人からの友達リクエスト
⇒「若い」「美人」というのがポイントですね・・・
(3)本人の友人になりすまして、再度友達リクエスト
⇒これは厄介・・・私が利用されたのもこちらです。
なりすましの目的は主に、アカウントの乗っ取りが考えられるそうです。
FaceBookにはアカウントがロックされてしまった場合、友達3人に向けて「セキュリティコード」が送信され、それらが入力されれば本人確認とみなし、再びアカウントにアクセスできるようになります。
その結果、自分のアカウントが乗っ取られてしまうのです!!!
アカウントが乗っ取られると、以下のような危険があります。
・そのアカウントで自分が入力した情報を見られてしまう。
・自分の友達が自分に対して表示している情報も見られてしまう。
・そのアカウントに自分のクレジットカードやPayPalアカウントを紐付けている場合、それらを使用されて課金が行われてしまう。
・そのアカウントが乗っ取られたという事実を知らない友達が騙されるリスクが高まる。
・そのアカウントで管理しているFacebookページ・アプリも乗っ取られる。
・そのアカウントが削除されてしまう。
なんと迷惑で悪質な犯行でしょうか!!!!
こんな悪質な犯行を許すわけにはいかない!!!と思っていますが、こういうことをするヤツは減らないわけでして。。。
ということで、なりすまし対策をご紹介します。
<「なりすましアカウント」かどうかを判断するための手がかり>
・なりすますユーザーの名前と最後の漢字(文字)だけが異なっている。
・名前がローマ字表記。プロフィール写真が掲載されておらず、性別を男性に設定した場合の基本画像になっている。
・プロフィール写真がマンガやアニメのキャラクターの画像。
・プロフィールの基本データが全く記載されていない。
・「共通の友達」がいない。
・Facebookに登録してからあまり日数が経過していない。
・ユニークURLを設定していない。
・投稿・ステータスアップデートが全くされていない。
上記のようなヤツからの申請は要注意です!
ちなみに、私にくるなりすまし申請は「名前がローマ字表記。プロフィール写真が掲載されておらず、性別を男性に設定した場合の基本画像になっている。」パターンが多くあります。
そして、セキュリティ/プライバシー設定を上げておくことも大切です。
個人のプロフィールや記事だけでなく、友達の公開範囲を限定することで、自分や、周囲の人を守る手助けになります。
また、悪用される原因の一つである、セキュリティコードを承認する友達を指定することができるそうです。
そういった対策はもちろんですが、私は「その申請が本当に友達か?」と疑うステップを入れることが、基本であり、重要な対策なのではないかと思っています。
ネットが普及し、SNSが当たり前になった昨今、みんながみんな、「いい人」ではないということを忘れてはいけません。
疑ってかからなければいけないというのは悲しいことですが、全て素直に受け入れた結果、自分や、自分の大切な人たちに迷惑をかけてしまったら元も子もありませんから。
Webを使ってサービスを展開している弊社は、セキュリティ対策の重要性をひしひしと実感しております。
セキュリティに不安をもたれている方、そんなこと考えたこともなかった方、いちど「本当に大丈夫?」という気持ちで、Webを見直してみてください。
不明な点、不安なことはどしどしご相談くださいませ。
それでは、豊田でした!