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インソースマーケティングデザイン

2013.09.11 ディレクション

GoogleAppsでのDKIM設定(迷惑メール対策)について

ディレクターの籐です。

とあるお客様より「GoogleAppsのグループメールが届かない」というご報告をいただき、
原因を調査していた所、

「DKIM ドメインキーを使用してメールを認証する」
http://goo.gl/CcuqC8
という情報にいきつきました。

「DKIM」?僕自身初めて耳にするキーワードでしたので、調べてみました。

DomainKeys Identified Mail(DKIM)規格
電子署名を利用した、電子メールの送信ドメイン認証技術の一つ。深刻な社会問題となっているスパムメール、フィッシングメールなどの迷惑メールへの対抗策としてYahoo!社、Cisco Systems社、Sendmail社、PGP社の4社により共同開発された。

DKIMでは、送信側で電子署名を施し、受信側で電子署名の照合を行う。送信元を偽装したスパムメールやフィッシングメールは、正しい署名を添付することができないため、受信者の手元に届く前に偽者と見破られて破棄される。(IT用語辞典より)

 

詳しいことはよくわかりませんが、
このドメイン認証を利用することで、「迷惑メールなのか?」「そうでないのか?」が判別できるということなのかな?
ということは、
自社のメールが、迷惑メールフォルダに飛ばされてしまうことを防げる!
ってことですね。

 

早速設定してみました。
GoogleAppsでの設定はそんなに難しくなく、
まず、GoogleAppsの管理画面にある、サービス「Gmail」をクリックします。

 

次に、
設定画面内に「メール認証」という項目があるので、こちらをクリックします。

 

メール認証設定画面が横からスライドしてくるので、
画面内中央にある「新しいレコードを生成」 ボタンをクリックします。

 

プレフィックスセレクタを入力する画面が表示されますが、
ほとんどの場合デフォルトで良い(http://goo.gl/LnIWPS)と説明があるので、
そのまま「生成」ボタンをクリック。

 

すると、TXTレコード名とレコード値が発行されるので、

 

発行された値をDNSに設定します。
僕の場合は、お名前.comを利用していたので、
お名前.comの管理画面からDNSのレコードを設定。

 

登録したレコードが更新されるまでしばらくかかるので、
2〜5分ほど経過した後、
先ほど、TXTレコードが発行された、GoogleAppsの管理画面へ戻り、
「認証を開始」ボタンをクリックします。

 

おっと、まだDNSが更新されていないようでした。

 

さらに10分経過後、再度「認証を開始」ボタンをクリックしたところ、うまく設定が完了しました。

DNSの設定が可能であれば、そこまで難しい作業ではないので、
GoogleAppsを利用中の方で、「自社メールが迷惑メール扱いになってしまう、メールが届かない」
なんて時には、実施してみるといいかもしれません。

ちなみに、ご相談いただいたお客さまの場合は今回の処理で無事解決出来ました。

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