インソースマーケティングデザイン
2014.04.18 システム
CakePHP3.0ってどんな感じ?
こんにちは。エンジニアの高田です。
PHPのフレームワークであるCakePHPは現在バージョン2.4.7が安定版として利用可能です。
そんな中、CakePHP3.0の開発プレビュー版2が2014/03/12にリリースされました。
参考:CakePHP 3.0.0 開発版プレビュー 2 がリリースされました
ロードマップのスケジュールをみると安定版がリリースされるのは、まだ先になりそうですね。
ではCakePHP3.0は感じに変わるのでしょう?
簡単に主な変更点をまとめてみます。
●CakePHP3.0の主な変更点
・PHP5.4が必須
→CakePHP2ではPHP4を対応しなくなりましたが、
CakePHP3ではPHP5.4以降が必須となりました。
・Composerが標準対応
→Composerが標準対応となり、パッケージ管理が容易になっています。
CakePHP3の配布もComposerからのインストールとなります。
つまりComposerが必須ですね。
・ORMの改善
→ModelクラスがTableクラス(テーブル定義)とEntityクラス(データ定義)の2つに分割されました。
以前はクエリが実行されると巨大な結果配列をViewに返していましたが、CakePHP3では
クエリを実行すると、Queryオブジェクトが作成され、これがViewへ渡されます。
View側でQueryオブジェクトからデータを取り出そうとするまではクエリは実行されません。
それによりパフォーマンスが向上されるようです。
次回以降、その他の変更点や実際にCakePHP3を触ってみた結果をお伝えします。
ではまた。