インソースマーケティングデザイン
2017.04.14 システム
マンションを増築したい!?
マンションを増築ってタイトルで「なぜ!?」って感じですよね。
ご無沙汰しております、飯岡です。
実は、システム要件の改修のお話になります。
一度仕様通りに組み上げてしまったシステムの改修というのは
簡単に思えて実は難しいということを説明していこうと思います。
1.木造住宅は増築可能!
一般的に木造住宅は壁に穴を開けて隣に部屋を増設することが出来ますよね
これは、木造なので壁に穴を空けるのも容易ですしつなぎ目も上手く整えられるからですよね。
(まぁ建築はあまり詳しくないんですけれど)
実際、木造住宅はセキュリティもまぁまぁですよね
最悪壁を破れば入れますしね(おい
まぁ、空き巣とかも木造住宅の構造を利用して侵入したりしますからね。
これと同様に、セキュリティを甘くすることでシステムも改修しやすく出来ます。
例えば、ユーザーが送信してくるデータをチェックするプログラムをチェックすることを
すごく雑にするとか、そもそも入力欄のデータチェックしないとか・・・(ダメですけど
あとは、正規の方法を使ってアクセスしているかチェックしないとか。
もちろん、木造住宅がだめと言ってるわけじゃないです。
システムに例えるためのあくまで例えです!
2.マンションは頑丈!
ここではオートロックの鉄筋コンクリートのマンションと仮定しましょうか
実際、そこまで設備があれば侵入も容易ではないですし
壁に穴あけようとしたって、それこそ無茶な話です。
木造の空き巣みたいに、ガラスを割って入るなんてことも、構造上侵入自体が難しいですからね。
ただし、これはマンションの構造が容易に変更できないことに起因するわけでして
増築したくても難しいですよね、そのぶんセキュリティがしっかりしています。
システムでも同じことです、一度設計通りに頑強に作ってしまったら改修は容易ではありません。
マンションの場合、構造を変更したいのであれば建直しになりますよね
基礎の総重量とか決まってるでしょうし簡単にできないでしょう
(重ね重ね建築は詳しくないですけど
システムも頑強に作ったら改修ではなくコスト的に作り直しが妥当ということになります。
よく、社内でもなんで作り直しなの、そんな時間はとれませんよと
言われてしまうことがありますが
なかなかこの辺の説明を毎回できないので、こんな感じでまとめてみてます。
結論、セキュリティと汎用性は反比例する!