インソースマーケティングデザイン
2020.01.09 Webプロモーション
帝京大学様「宇都宮キャンパス」でWebに関する講義をしてきました。
どうも、プロモーション担当の大柄です。
先日1月6日(月)、栃木県情報サービス産業協会(TISA)の産学官連携事業として、帝京大学様でWeb業界の現状と今後について講義を行わせて頂きました。
帝京大学様での講義は個人的には2回目ですが、前回に引き続き今回も写真を撮って頂けましたのでその様子を紹介させて頂きます。
インターネットの歴史について
今回は大きく分けて3つの話をしてきました。
まずはインターネットの歴史の話。ウェブサイトが生まれた1990年代~現代までの時代の流れや、インターネットと携帯電話が繋がったことによる大きな変化の波などを詳しく紹介しました。
ウェブ業界に限らずですが、過去を学ぶことによって、これからの未来を予測することができるようになります。温故知新ですね。
特に自分でも経験している時代のSNSや人気アプリの話は身近に感じたようで頷きながら話を聞く学生も多かったように感じます。
IoT(モノのインターネット)の話
次に、これからの時代の話としてIoTの話をしました。
携帯電話だけでなく様々なモノがインターネットに繋がるのが当たり前の時代になりつつあります。
便利になる一方で危険性も増しており、セキュリティ面など気にしなければいけないことが増えています。自分の身を守るためにどんな対策が出来るのか等、お話させてもらいました。
また、どんなものがインターネットと繋がると便利になるか考えてみようという質問に対して、多くの学生から様々な意見が飛び交い、学生のITリテラシーの高さを感じる場面もありました。
「若者から教わる時代」という言葉を耳にする機会も増えましたが、特にウェブにおいては若い人の方が苦手意識が少ない傾向にあるように思います。
今後ウェブの活用はどの業界でも必須になっていきますが、自分よりも下の世代が興味を持って学んでいる姿を見て少し安心しました。
ユーザー体験の話
最後はユーザー体験の話をしました。今世界で人気のあるサービスの事例を紹介しつつ、それがなぜ人気なのか共通点を考えるという話だったのですが、その共通点こそが優れたユーザー体験をもたらすことでした。
優れたモノを作ることよりも、作ったモノでどんなコトができるかの方が重要な時代が来ています。
例えば料理一つとってもそうです。これまでは美味しい料理、お腹いっぱいになれる料理が価値のある料理とされていましたが、今はインスタ映えする写真が撮れる料理とか、そのものを使ってどんなことができるかに価値が感じられていたりと、味や量以外の指標で評価される時代になっていたりします。評価されるものや価値の感じ方が昔とは違うわけです。
当然これまで通り美味しい料理にも価値はあるのですが、その時々の人、時間、場所、様々な要因で求められるものは変化しており、変化の幅もどんどん大きくなっています。
そういった変化を受け入れ、ユーザーのことを思いやってサービスやコンテンツを作れる優しい作り手が増えると世の中はもっと素晴らしくなるのではないかと思います。
講義の内容はそんなところです。
マリンロードでは今後も引き続き、学生への講義やお客様へのセミナーなどを実施していきます。
機会があれば是非お話を聞きに来てください。
もちろんこういった考え方を踏まえてウェブサイトやその他コンテンツ作り等も常に行っていますので、お仕事のご相談があればすぐ駆け付けます!
ウェブに関する相談がしたいとか、ウェブを使ってビジネスを活性化させたいとか、些細なことでも構いません。何かあればお気軽にご相談ください。マリンロードをどうぞよろしくお願いします。