2021.09.03 システム
【新人エンジニア向け】実装に困った時の解決方法
こんにちは。
今回のブログでは新人エンジニアさん向けに、プログラムの実装で困った時の解決方法(考え方)についてご紹介したいと思います。
担当プロジェクトにアサインされた後、この機能はどうやって作ればいい?といったシチュエーションは誰もが経験するかと思います。
そういった時、どうやって問題を解決するかのざっくりとした流れをまとめましたので
参考にしていただければと思います。
誰かに聞く
いきなり他力本願な感じもしますが(笑)、誰かに聞くことは別に悪いことではないと思います。
もちろん、「分からないので何とかしてください。」のようなスタンスで誰かに聞いてしまうと自身の成長に繋がらないので、ある程度試行錯誤したり、調べてみたりするといった行動は必要かと思います。
会社のルールで決まっていたり、人によって感覚が異なる部分はあるかと思いますが
個人的には15分 ~ 30分やってみてダメだった時には「誰かに聞く」という選択肢を考えても良いかなと思っています。
自分が行き詰った部分は、よほど特殊な事例でない限り他の誰かも過去に経験しているものです。
自分が試してみた内容を共有して、困っている箇所について他のメンバーにアドバイスをもらいましょう。
周りに相談できる人がいない場合は、ネットのQAサイト等で質問・相談するのも一つの手段かと思います。
※私は使ったことがないのですが、最近ではエンジニア向けのメンターサービス等もあるようです。
公式サイトで調べる
行き詰った箇所が「プログラムの組み方」なのか「何らかのライブラリの使い方」なのか人によって様々とは思いますが、ネット上には膨大な情報があります。
初めのうちは調べ方が分からず、欲しい情報になかなか辿り着けない。。。といったこともありますが
まずは公式のサイトを調べる癖をつけておいた方が良いかと思います。
理由としては、以下の通りです。
・公式なので、最も信頼性が高い(最新バージョンについての記載がある)
⇒ 古い記事の場合、バージョンアップ時の仕様変更等により現在は使えないといったことがよくあります。
⇒ また、プログラム言語によっては特定の関数が最新バージョンでは非推奨となるケースもあります。
・リファレンスとして体系的に情報が纏められている
⇒ 調べようと思った箇所以外についても、合わせて学習できます。
・何らかのライブラリを使う時に、作りたい機能が実現できるかの判断材料となる
⇒ そのライブラリでは、作りたい機能が実現できないかもしれません。
⇒ また、別のライブラリを使えば簡単に実現できるかもしれません。
キーワードを増やしてさらに調べる
公式サイトを見てもいまいち実装のイメージが分からない、具体例が知りたい場合は以下のような調べ方をしています。
例). WordPressの記事をカスタムフィールドで並べ替えしたい。
⇒ 「wp_query カスタムフィールド 並べ替え」
⇒ 「wp_query custom field order」
例). 何らかのライブラリが思うように動作しない。
⇒「ライブラリの名前 動かない」
⇒「ライブラリの名前 doesn’t work」
※日本語サイトで目的の情報が収集できない場合は
二番目の英語キーワードによる検索に切り替えて海外サイトもヒットするようにしています。
※海外サイトを調べる時は「doesn’t work」とか「how to solve」といったキーワードをつけて検索すると、解決の糸口となるサイトを検索できることが多いです。
調べたことをまとめる
誰かに聞いたりネットで調べたりした結果、行き詰っていた内容を無事解決できたとします。
その後、どうしていますか?
上手く動作したので、解決。おしまい!になっていませんか?
以下のアクションを心掛けていきましょう。
・調べた内容を自分なりにまとめる(メモ帳、ノートアプリ、wiki等)
・参考サイトのブックマーク、必要であればクリップ・スクショ等とっておく
・技術系サイト、ブログで共有する(共有いただいているエンジニアの方々、いつもありがとうございます。)
一度行き詰った内容は、後になってあの時のアレどうやるんだっけ?となる事が多いです。
その都度、一から調べ直すのは面倒ですし、自分なりにまとめておくと理解が深まり忘れにくくなります。
(仮に忘れてしまっても、まとめた内容を見返せば同様の問題はすぐに解決できますね。)
数年もすれば、「誰かに聞く」の聞かれる側になるかと思います。
折角調べた内容をそのまま失ってしまうのはもったいないです。
その場の課題解決だけでなく、その後の情報活用も意識していきましょう。
さいごに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
弊社では現在、一緒に働くメンバを募集中です。
エンジニアの募集もしておりますので、興味がある方のご応募お待ちしております。