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2024.06.05 デザイン

なぜデザイン3案なのか

松竹梅、三種の神器、3本の矢など3つのものは昔からたくさんあります。
その他、信号機やじゃんけん、報連相など3つのものが多いです。

3は安心感を与えたり、比較しやすいなど様々な理由で使われることが多いですが
デザイン案を作成する時もなぜか3つ作るというのが多くあります。

Webサイト制作においてプロジェクトを成功させるためには、まずはヒアリングのうえ要件定義を行い、サイト・ページの設計を行ったのち、それにあったデザインを作るのが正しい流れだと思いますが、実際にご依頼いただく際「この会社に任せていいのか」を判断いただくためには、やはりビジュアルイメージを事前に見ていただいた方が決めやすいと思います。

IMDではプロジェクトの成功を大前提として事前にデザインをお出しすることはあまりせず、コンペなどでデザイン案を求められた場合も提案内容にあった最適解と思うデザインをご提案していることが多くありました。

しかし、判断いただく上で視覚的な情報が大きな決定要因となるため、最近ではコンペの際に3案作成することも増えました。

3案作成する目的は制作会社によって多少違いはあると思います。
・いろんなデザインが作れるとアピールするため
・おすすめの案を選びやすくするため
・選べるようにして喜んでもらうため
・なんとなく3案出すのが普通だから など

IMDでは以下のような3案をご提示することが多いです。
・プロジェクト成功を考えた最適解と思われるデザイン(本命)
・お客様の業種などに合わせたベターな案(抑え)
・別角度からの奇をてらった案(ワクワクしてほしい、意外性で差別化出来るかも?)

また、まだメインでデザインが出来ない若手の育成にも活用出来ると考え、経験を積ませるために作らせます。
※もちろんメインデザイナーが監修するので良いデザインまで持っていきます。

必ずしも正攻法や正しい流れが良いわけでは無く、お客様のアイデアが広がるような、ワクワクするようなご提案が出来れば、コミュニケーションや信頼感も生まれ、結果として協力して良いものが出来ると考えています。

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