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Keiichi Ito

2017.09.20 ディレクション

コミュニケーションの品質

こんにちは、ディレクターの伊藤です。
休日に掃除をしていたら子供が庭でトカゲを捕まえて家の中に持ってきました(驚)。

さて、前回「ディレクションとは」という内容でブログを書き、
その際、私自身、大切(大事)にしていることを箇条書きにしましたが
過去にある経験をした事がきっかけになっています。
今回は少しその内容を紹介したいと思います。

ある年にキャンペーンサイトの立ち上げをお手伝いしました。
翌年も継続してキャンペーンを行うことになったため
改めてプロジェクトが立ち上がりました。
お客様の担当者が前年の担当者から新しい担当者になりました。

いつも通りのプロジェクトの進め方をしていたのですが、
ある時、「御社はプロだし、うちの他のプロジェクトを
幾つもやってもらっているのだからもっとうまく進めてよ」と
お怒りのご連絡を頂き、更に呼び出しされ、直接改めてお怒りの言葉を頂きました。
(社会人になって一番怒られ凹みました。。。)

何が問題だったかを考えました。
(1)初回打ち合わせは、予定の1時間をオーバーし、2時間ほどかかった
(2)その後、前任とのやり取り同様、メール中心のコミュニケーション方法を取った
(3)お問合せフォームを新規作成することになり、必要な入力項目を出してくださいと依頼した
(4)確認はメールでURLを送り確認依頼をした
(5)キャッシュをご理解いただけず、確認ができないことがあった

その後、やり方を変えました。
(1)アジェンダと議事録を作成した
(2)メールは極力やめ、電話と訪問中心にした
(3)プロジェクトの内容を再度整理し、たたき台を作成し、それに赤字や要望を入れてもらった
(4)全てプリントアウトし、訪問して内容を説明しながら確認をした(PC持参で画面は紙と合わせて見せる)
(5)キャッシュクリア方法は電話で伝えたが、キャッシュ自体の説明は後日訪問時にした

例えば(2)に関しては、変更した結果、逆にやり取りが減り効率的になりました。
また、顔を合わせていくうちに信頼関係が徐々に築くことができました。
打ち合わせに行くとランチに誘っていただいたりと色々な経験をすることが出来ました。
変に迷わず、シンプルに直接話すということが一番良かったのかもしれません。
社外だけでなく、社内も同様かもしれません、特にメールって意図しない伝わり方をしたりしますので。

「コミュニケーションの品質」は非常に重要だと考え直す良いきっかけになりました、
日々、頭の片隅に意識しているだけでも「コミュニケーションの品質」は上がるのかと思います。

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