Webプランナー
Keiichi Ito
2023.03.07 セールス
自社ECサイト構築をする際に検討すること
ECモールから多くの企業が撤退し、自社ECへ移行するというニュースを耳にします。モールでは他店との価格競争、類似品/偽物品の多さ、企業へのファンがつかない/定着しない、ブランディングがしにくいことが主な理由です。自社ECを構築する際に気を付けたいこと、IMDのノウハウをご紹介いたします。
丁寧な商品情報を掲載し意思決定へ繋げる
自社ECを立ち上げることは誰でも可能ですが商品名、価格以外の情報が少ないため、商品訴求が出来ていないケースがあります。
→ラインナップは豊富だが情報が少ないから比較検討ができない
→商品写真が小さい、少ないため実店舗で買った方が良い
・写真
製品写真や利用イメージ、仕様を伝えるために複数枚の写真を掲載。
・ターゲットへ向けた情報
誰向けの製品なのかを明示することで、購入意思をより向上させる情報を掲載。
・特徴
製品の特長を箇条書きで掲載。どんなタイプ、何ができる、使用して得られる効果などをより具体的掲載することで購入意欲を向上。動画などを加えるとより効果的。
●ポイント・ノウハウ
商品の基本情報(商品名・価格以外)の充実が重要です。
→お客様が求めるのは「具体性」「専門性」が重要
→写真の入れ替え更新が重要
成果に繋がる機能を設置、顧客との関係を深める
近年EC化が進んでおり、多くの商品をECサイトで購入することが可能になりました。また新型コロナウイルス感染拡大による生活様式の変化などもあり、ECという販路は注目が集まっています。
・ユーザーレビューの活用
ECサイトでの買い物は、ユーザーが実際に商品を手に取ることができないため、不安を感じるひとも多くいます。不安取り除いて安心して商品を購入してもらうために信頼性のアピールが必要です。
●ポイント・ノウハウ
実店舗での体験ができないためコミュニケーション機能は必要不可欠です。
→サービス品質の向上にもつながる
→商品開発に活用できる
・定期購入の展開
再入荷のお知らせ通知で入荷待ち商品を自動的に申し込者へ通知しリピーターを増やすことができます。ユーザーの習慣に対応し安定収益を確保することに繋がります。
●ポイント・ノウハウ
サンプルなどを同封することで途中解約を防止することができます。
→景品やおまけ
→初回購入時の割引、他商品の同時購入値引き
商品購入に結びつけるキラーコンテンツを構築
ユーザーが商品を選びやすくなる、商品を選ぶ手掛かりとなる工夫が必要です。IMDでは「たのしくシリーズ」をリリースしWebで楽しく販促するご支援をしています。
▶診断コンテンツ
・自分がどんな性格であるかを診断してくれる「性格診断」
・自分がどんな職種に向いているかを診断してくれる「適職診断」
・日々の生活の状況から肌のタイプを分類する「肌診断」
・今の気分からお勧めの観光地を教えてくれる「旅行先診断」
・お部屋の色合いなどからお勧め家具を紹介してくれる「インテリア診断」
▶おみくじコンテンツ
・大吉で無料チケット贈呈
・吉で10%割引クーポン贈呈
・ハズレてもおすすめ商品の案内
・毎月内容を変更することでリピート促進
その他
ECが伸長する中、実店舗の役割も変わってきているようです。
・ポップアップストア
数日など一定期間のみ営業する店舗で認知度を高めるなど。
・ショールーミングストア
店舗で商品販売せず、マーケティング、市場調査に店舗を活用。
・ダークストア
店頭販売せず、ネット通販注文を受けるための倉庫として店舗を活用。
ECマーケットは今後もさらに進化していくことが予想されます。ECサイトの構築も多数経験していますのでご参照ください。お悩みをお持ちいただけた方は、お気軽にお問い合わせください。